ファクタリングの種類

ファクタリングには、大きく分けて4種類あります。

1.一括ファクタリング企業が保有する売掛債権を事業者が購入して、代金を払うシステムです。もっとも、一般的なものです。これには、2社間と3社間の2種類ありますが、2社間取引では、売掛先に取引内容を通知する義務がありません。3社間では、通知しなければいけません。どちらにせよ、資金繰りが厳しいときには、至急お金を用立てることができるので、大変助かります。なお、売掛債権がない場合は利用できません。

2.医療報酬債権ファクタリング医療機関に国民保険や社会保険から支払われることになっている診療報酬債権を事業者が購入し、代金を支払うシステムです。似たようなものとして、介護報酬債権や調剤報酬債権があります。一括の3社間取引に似ていますが、債権の代金回収先が倒産する恐れがないので、事業者は安心して契約を結べます。また、医療機関は通常2か月かかる債権回収が1週間程度でできるので、目先の資金確保に役立ちます。

3.保証ファクタリングこれは、事業者が売掛債権の代金を支払うのではなく、保証する仕組みです。もし売掛先が倒産などして、支払い不能に陥った時、事業者がその代金を支払います。特に、建設業者や資材業者には、下請債権保全支援事業という制度があって、業者が支払う保証料に助成金が出ます。

4.国際ファクタリング事業者が、輸出債権を買い取るシステムです。これまで輸出企業では、信用状(LetterofCredit)という支払確約書を利用することが多かったのですが、面倒な手続きが必要でした。それに代わる手段として、この方法がとられるようになりました。実際の契約では、輸入企業の国の事業者と日本の事業者が協力し合い、輸出債権を保証したり、買い取ったりしています。

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