売掛債権担保融資が普及するようになってきました

最近売掛債権担保融資が注目を浴びるようになってきましたが何故でしょうか。

今まで担保として考えられてこなかった売掛債権を担保としてみなす金融機関が増えてきたからです。きっかけは、平成13年12月から保有している売掛債権を担保にして金融機関が融資を行う場合に信用保証協会が保証を行う制度を創設したからです。

これを契機にして売掛債権担保融資を扱う金融機関が増加しました。そもそも商売をする上で売掛金はかならず発生するものです。企業間の取引には契約で締め日が決められているのが通常です。したがって売上があがっても決済をされるまでにタイムラグが発生します。

企業としては将来回収が確実であるはずの資金が使えないという不具合がありました。中小企業が有する資産として売掛債権は87兆円あまりあると中小企業庁では推定しています。この売掛債権を流動化することによりお金の動きが良くなることは確実だといえるのです。

このため信用保証制度を利用して政府では、積極的に売掛債権担保融資を活発に行えるように推進していくことを決めたのです。では、なぜ売掛債権の流動化が進まなかったのでしょうか。

それは企業間の取引をするにあたって取引契約書に「債権譲渡禁止特約」がある場合、売掛債権の譲渡について売掛先の事前の承諾が必要という項目があるためです。

取引先に売掛債権譲渡することを告知することは、商売がうまくいっていないのではととらえかねません。そのことによって信用がなくなることもあります。中小企業庁では、企業に対して「債権譲渡禁止特約」をいれないように指導を強化しています。

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